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AiCTコンソーシアム主催、異業種交流型のトレーニングプログラム“Leadership Quest - Ignite -”(以下LQI)の第一回を、2024年夏に開催しました。
当日は、多様な業界・規模の組織より、経営者・管理職・次期管理職の皆様計28名(18団体)が全国から集い、組織・価値観の壁を越え、日常を離れ3日間集中した環境で共に多くを学んでいただきました。当日の様子を一部ご紹介します。
~LQIとは~
スマートシティ会津若松の地で、過去10年以上に渡り、スマートシティ化を牽引する様々な営みで培われたアセット(人材・ノウハウ・ファシリティ・産学官民ネットワーク等)及び、会津若松の歴史や文化を活用した類を見ないトレーニングプログラムです。
複雑で解のないビジネス課題に対峙するミドルマネジャー(現役・次世代)を主なトレーニング対象としていますが、あらゆる業種業界・いつの時代も普遍的であるリーダーシップをテーマに、その本質を異業種交流・非日常で探求する数日間を、“管理職として一皮剥けるべく、自身を外の窓から見つめ直す場”、“次世代管理職にとってはマネジメントの登竜門”をキーコンセプトに設計されています。
なお、LEGO® SERIOUS PLAY®のメソドロジー・教材をプログラムの随所に取り入れており、参加者のイマジネーションによるストーリテリングによる気づきが多く生じる仕掛けが意図されています。知識偏重なワークショッププログラムでは得られない、参加者にとってエポックメイキングとなる体験の提供を目指し、各回参加者属性や時流に合わせた「一期一会」のプログラム提供を志向しています。
※社会人経験者であれば、原則どなたでも受講可能です
なお、第一回で得られた示唆を活かし、第二回も様々アップデートし、24年11月に開催を予定しています。第二回は、フィールドワークのみならず、オンライン特性も活かしたプログラムを提供予定です。ご興味ある方は、お気軽にお問い合わせください。
【第一回 実施レポート】
- 日程:2024年7月31日(水)~8月2日(金)
- 会場:スマートシティ会津若松AiCT
- 参加者:経営者・管理職・次期管理職の皆さま 計28名(18団体)
- 講師・ファシリテータ:アクセンチュア株式会社 藤原 大輔
- 主催:一般社団法人AiCTコンソーシアム
- プログラム設計・運営協力:アクセンチュア株式会社
※Skills to Succeed(社会貢献活動)の一環
- プログラム目的:
- 自身のリーダーシップに関する源泉・内観に触れる
- 変革型リーダーに求められる仮説思考プロセスを、異業種混成チームで体感。その過程で自身の成長課題を内省する(市民とのフィールドワーク体験)
- 日常に戻った際の業務課題への向き合い方を検討する
- プログラム概要
■Day1
自分の価値観(自分は何者なのか?)、志(自分を突き動かすものは何か?)といった、根源的な問いを基に、自身の内観を覗き見ることを、3日間協働するチームメンバ数名と共に、LEGO®を使用し探求することから3日間の非日常が始まりました。その上で、個の参加目的及びチーム活動上のポリシーを共有しました。
3日間を貫くセットザシーン
序盤から早々にゾーンに入る参加者
取り繕うことなく、ありのままの言語化に挑戦
各作品にそれぞれのストーリが込められています
Day1の後半は、会津若松にお住まいの方をモデル化したペルソナ情報を基に、市民が抱える問題や解決策の初期仮説を立案しました。まず、そもそもの会津若松への理解を深めるべく、会津若松の地域プロデューサーである本田 勝之助(ほんだ かつのすけ)※1さんに、地域の特徴や現状を講演いただきました。講演内容を参考に初期仮説を立案した後、Day2で行う、初期仮説を検証するフィールドワークやAIを活用したリサーチに向けた前準備を行いました(フィールドワークのレクチャー・インタビュー設計、生成AIのレクチャー・リサーチ設計)。
会津の知られざる歴史に触れています
市民に「共感」しながら初期仮説を創造
Day1終了後には、懇親会を行い、会津若松の美味しいお料理とお酒を堪能しながら、様々な情報交換を行いました。
活発な名刺交換と業務紹介
■Day2
Day1で立案した初期仮説を、フィールドワークとデータ分析の2つのアプローチで検証するワークから始まりました。各チームでフィールドワーク班とデータ分析班に分かれ、フィールドワーク班は会津若松に住む市民の実際の生活現場(ご自宅や職場)に伺い、インタビューを実施、データ分析班は生成AIを活用して情報収集及び分析。両班合流後、各自の仮説検証結果を統合し、仮説を練り直しました。
リアリティのある生活現場で生の声を収集
会津若松の実データを活用
Day2の後半は、解決策のアイディエーションをLEGO®を使用しながら発散・収斂させた後、インタビューに協力頂いた会津若松市民のみなさんをスマートシティ会津若松AiCTにご招待し、まとめた課題や解決策にコメントをもらうことで、更なる仮説検証を行いました。
書面ではなく、3D/LEGO®で意図の伝え合い
■Day3
最終日となるDay3は、2日間のチーム活動を、チームメンバからみた自分の強み並びにチームへの貢献度合いについて、LEGO®を活用し振り返りました。更に、日常・職場に戻った際、様々な課題あるいは困難に対峙する際の意思決定の指針となるようなガイドラインを言語化させました。
チーム活動のランドスケープを基に振り返り
仲間から見出された強みとは?
業務課題を紹介
最後に、修了証とAiCTコンソーシアムfellows会員証の授与を行いました。共に奮闘した仲間を称え合うとともに、今後も仲間同士繋がり共創し合うという意識合わせを行いました。
3日間を振り返り、チェックアウト
- 参加者の声
- 様々な役職・業種の方々とグループワークで交流することで、日常業務では得られない角度からのアドバイスをもらえた。特に自分の強みを自社外の人から教えてもらったことは、非常に自信になった他、プログラム中はニックネームで呼び合うルールになっており、互いの肩書や年齢を気にせずコミュニケーションを取ることができたことも良かった。
- リーダーシップに必要な仮説思考プロセスを単なる座学ではなく、実践型のフィールドワーク形式で学べたことで知識が定着し、日常業務での活用イメージまで膨らんだ。自分たちが導き出した課題や解決策の仮説を、会津若松市民と討議・検証する時間が設けられており、仮説へのフィードバックをもらえたことが特に良かった。
- 自己内省は紙とペンではなかなか捗らないが、LEGO®を使いながらアウトプットすることで、楽しみながら進めることができた。今後も定期的に自分の大切にしている価値観や成し遂げたいことをアップデートして、内省習慣を身に着けていきたい。
- 次期管理職候補・管理職が対象のプログラムと聞いていたが、リーダーシップはどの業界・役職・年次でも発揮が求められる時代のため、新入社員から経営者までどんな人が受けても学びがあるプログラムだと感じた。
※1本田 勝之助(ほんだ かつのすけ)さんについて
本田 勝之助(ほんだ かつのすけ) 地域プロデューサー
本田屋本店有限会社4代目代表取締役/一般社団法人dialogue専務理事/有限会社芦名(東山温泉旅館)専務取締役/内閣府地域活性化伝道師/総務省地域活性化マネージャー/内閣府クールジャパン地域プロデューサー/文化庁日本遺産認定統括プロデューサー等
© 一般社団法人AiCTコンソーシアム