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あいづっこの未来を支援する連携協定に調印いたしました

2023年6月21日

 一般社団法人AiCTコンソーシアム(福島県会津若松市、代表理事:海老原 城一)は、『あいづっこの未来を支援する連携協定』に調印いたしました。

 会津の経済団体である会津若松商工会議所、公益社団法人会津青年会議所、福島県中小企業家同友会会津支部や、地元金融機関の会津信用金庫などと連携しながら、小学校、中学校、高校等の授業支援等、あいづっこの未来を支援する活動に積極的に参画して参ります。

                <連携協定調印式の模様>

 会津は日本有数の歴史を持つ魅力的な町でありながら、人口流出による人口減少や担い手不足などの問題が深刻化しています。また近年、日本の学校教育では、文部科学省が提唱する「社会に開かれた教育課程」の実現に向け、学校と地域の連携・協働が重要となっており、学校内に閉ざされず地域の人的・物的資源を活用するなどした学校教育の実現が求められています。
 しかしこれまでは、そうした教育機会の創出においては各学校の過去の実績や教員個人に依存することが多く、地域や学校により教育機会に格差が生じているのが実情です。また、学校から地域企業・人材への依頼は、電話のアポイント・内容の調整・依頼状の送付など手続きが煩雑なため、教員の業務負荷が高いことも課題となっています。
 一方、地域企業・人材においても、調整業務の負荷が高いことや、教育支援に参画したくても学校との接点がないなどの課題がありました。地域企業や地域で活躍する人材の魅力を子ども達に知ってもらう機会が増えれば、将来的な若者の人口流出や就業人口の減少に歯止めがかかることも期待できます。

 このような環境の中、一般社団法人AiCTコンソーシアムは設立以来、教育WGが中心となり、これまで会津の小・中・高等学校延べ70校強、児童・生徒ら約2,800名以上への授業支援等を行ってきました。
 学校と地域社会の連携における課題の把握や、地域企業・人材のネットワーク構築などこれまでの活動を通じて培った知見を元に、会津の経済団体、地元企業とも連携しながら、地域全体で子ども達の成長を支援する社会の実現を目指します。

 具体的には、地元NPO法人会津エンジンが運営する学校と地域を繋ぐマッチングサービスアプリ『まちスク会津(下図参照)』の実証事業にコンソーシアム参加企業各社が、自社の支援可能な内容を登録し、学校側(児童・生徒)のニーズに積極的かつ、柔軟に対応していきます。

              <まちスク会津>サービス概要

           <まちスク会津>アプリランディングページ